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コンテナを活用して遊休地に離れやサウナを新設、 常識に囚われない設備投資の新提案!

貴館には、現在使っていない遊休地がおありでしょうか。

ほぼ2年間に渡ったコロナ禍によって長期的な来客数の減少や収益の悪化などを余儀なくされた結果、遊休地の活用策が停滞していたり、予定していた設備投資が止まっていたり、今後の設備投資の予算をどう確保するかなどについてお悩みの施設も多いかと思います。

そこで今回は新たな視点での遊休地活用、設備投資の新提案として、高機能なコンテナハウスをご紹介します。現在利益を生んでいない空きスペースを有効活用し、自館の収益拡大を実現できる新たな取り組みを検討してみてはいかがでしょう。


1.コンテナのイメージを一新!
高い居住性を実現した『リゾ箱』

遊休地にコンテナ形のユニットを設置することで新たな空間を創造する「コンテナハウス」というビジネスモデルは、例えばガード下空間を活用したデザイナーズ賃貸住宅や、コンテナオフィス、商業施設などなど、すでにさまざまな分野で実用化が進んでおり、皆さんもきっとどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

また、宿泊施設でのコンテナの活用においても、コンテナホテルの先進国であるアメリカはもちろん、今や国内にも数々のコンテナホテルが登場するなど、コンテナハウスが秘める大きな可能性に観光業界からも大きな注目が集まっています。

コンテナハウスの大きなメリットは、設置場所を選ばないことにありますが、その一方でコンテナハウスというと「鉄の箱」との印象が強く、断熱性や防音性、居住性などの面で不安なイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、今回ご紹介するコンテナハウス『リゾ箱』は、こうした従来のコンテナの持ついわばチープなイメージを一新。

堅牢性や設置のしやすさなどコンテナの持っている多彩なメリットを十分に活かしつつ、同時に断熱性や防音性はもちろん内部空間のデザイン・設計までを根本的に見直すことで、家屋とまったく変わることのない快適な居住性を実現しています。

実際に室内に一歩入ると、一般の住宅と何ら変わることのない内部空間と機能、インテリアを備えており、実際に試泊した多くの方からも「とてもコンテナとは思えない」との好評価を得ています。

すでに『リゾ箱』はオフィスとしての利用を皮切りに、コンテナホテルとしての活用から大規模なリゾート開発まで多様な遊休地活用計画に展開されています。

高い居住性と快適性を実現し、コンテナのイメージを払拭したこの『リゾ箱』を活用すれば、設備投資にお悩みの旅館ホテルにおいても、敷地内の遊休地にすぐにでも稼働可能な新施設を創り上げることができることでしょう。


『リゾ箱』の優れた特長

●高い断熱性能
外壁と内壁の間には断熱材ロックウールを充填、コンテナの弱点だった断熱性を一般の建造物と同レベルにまで高めています。

●一般建築物レベルの防音性
壁には吸音ウールと吸音パネルを組み合わせ。さらに外窓+二重窓「インプラス」を装備することで室外からの音を35dBカット。その高い防音性能は高架下での実験でも実証されています。

●独自システムによる振動吸収
某大学が独自開発した、最大加速度を1/3に低減させる振動吸収システム(特許出願予定)を採用。

●快適な居住性をもたらす24時間換気システム
浴室としての利用も十分に可能な高機能な換気システムを導入しています。

●80年の長期にわたる耐用性 
一時的なスペースと思われがちなコンテナハウスのイメージを塗り替えた、80年の長期耐用性を誇ります。

●優れた拡張性と自由度の高さ
利用目的や用途に応じて、設備や間取り、インテリアなども自在に設計可能。離れや浴室、サウナなど、旅館ホテルでのさまざまな用途に適応します。

●トレーラーハウスとして活用すれば、低費用で設置可能
事前の地質改良や基礎工事はもちろん、構造設計や本体工事も不要。設置するだけの施工で、従来よりも大幅な低コスト化を実現しています。


2.遊休地を有効活用した新施設で、貴館に新たな魅力をプラス!

こうしたさまざまなメリットを持つコンテナハウス『リゾ箱』。その多彩で優れた特長を有用に活かせば、貴館の自由な発想やアイディアしだいでさまざまな新施設を創出することができます。

気になる外観も、外殻となっている波板に木材での化粧仕上げを行うなどすれば上質感も飛躍的にアップできますから、旅館ホテルの設備投資の新たな選択肢として十分に検討に値するはずです。


遊休地の活用方法の一例

●離れ客室として
充実した空間クオリティによって、プライバシーを重視した離れ客室としても活用できます。

拡張性の高さを活かして、ウッドデッキやジャグジー、バーベキューグリルなどを併設すれば、さらに多彩な楽しみ方や高級感もアップ。

離れ客室は投資費用が嵩むことから高単価な商品となりがちでしたが、低コストで実現できる『リゾ箱』なら「リーズナブルな価格帯の離れ客室」という新たな商品カテゴリーを創り上げることも可能です。

▲スタンダードルーム図面例

●浴室・サウナとして
浴室としての利用にも十分な換気システムを備えていますので、屋外の貸切風呂やサウナの新設にも最適。貴館の商品・プランのラインナップに、新たな魅力を手軽にプラスすることができます。

▲サウナ付き客室図面例

●カラオケルームとして
高い防音性を誇ることから、カラオケルームとしての活用も視野に入るのではないでしょうか。

現在の館内カラオケルームの代わりとしても、またはプライバシーを大切にした離れ形式での貸切カラオケルームとしても有効です。

●ゲーミングルームとして
近年のゲーム愛好者の増加に伴って、ゲーミングホテルという新形態のビジネスも誕生してきています。

旅先でも落ちついた環境でゲームを楽しみたいという一定層のマーケットが見込めることを考慮すると、旅館ホテルの離れとしてゲーミングルームを新設するというアイディアにも今後の十分な可能性が秘められているのではないでしょうか。

▲ゲームルーム付き客室図面例

●ワーキングスペースとして
コロナを機に多様化したワークスタイル。旅館ホテルでもワーケーションのターゲットは魅力的です。本館と隔絶された離れならワーキングスペースに求められる静かさも落ち着き感も万全。wi-fi 環境を整えるだけで、貴館に新たなワーキングスペースが誕生します。


3.トレーラーとしての活用を視野に入れれば、さらなる新展開も

土地整備や基礎工事に加えて本体工事も不要。さらに施工期間も短いコンテナハウスなら、これまでは土地条件や施工の難易度などから利用を諦めていた土地にも、新たなビジネス活用の可能性が広がります。

また、コンテナをトレーラーハウスとして活用すれば、どこでも好きな場所に自由に設置・レイアウトすることが可能です。

車両扱いのトレーラーならナンバープレートを取得するだけで市街化調整区域への設置もできますし、建築確認申請の必要や、建ぺい率・容積率など建築物としての法的規制を受けることもなく、いっそう土地利用の幅が広がります。

4年間減価償却することで節税対策ができることなども含め、通常建築に比べてイニシャルコストが低く回収年度が早いという点も、収支面に悩むホテル旅館にとって非常に魅力的です。

新設後は需要拡大に応じて手軽に増設することも可能ですから、将来的にはコンテナハウスによる大規模なリゾートゾーンの形成という展望も開けるなど、遊休地活用の幅がよりいっそう広がることでしょう。

このほど環境省の令和3年度補正予算で、コンテナハウス建築設置に使用できる補助金も発表されました。

従来の常識を覆した、貴館の遊休地を有効に活用する新たな設備投資の一策として、コンテナハウスをぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

※2022/01/19公開の記事を転載しています


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