第3次申請締切は8月3日「新型コロナウイルス感染症」の影響を受けた事業者に対し、採択審査における加点措置等を講じる「ものづくり補助金」とは

 

旅館やホテルにとっての施設・設備は、お客様を呼び込むための「重要な商品」です。しかし、それらの整備や維持には当然、費用が発生します。自己資金や借り入れで工事をするケースが多いのですが、施設・設備の内容やその目的が、社会のニーズに合致していると「助成金や補助金」で費用の一部を賄える可能性があります。そのため、新規事業・設備を社内で検討するうえで必要な「助成金や補助金」に関する情報を収集することは、企業にとっての重要な経営戦略であると考えられます。

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助成金と補助金の違いとは

①助成金=条件が整っていれば必ず対象になる

②補助金=募集要件を満たし審査を通過すれば補助対象になる

ですが、下記のような特徴があります。

①助成金

●厚生労働省案件が多く、雇用等に関するものが多い ●財源は雇用保険で年間を通じ申請できる ●内容には多くの種類があるが殆どが雇用に関わるものである ●助成率は様々だが中小企業に厚いものが多い ●物品購入等は認められない

②補助金

●国・自治体・財団など多くから公募され種類が多い ●財源は法人税等で利用目的が絞られている ●応募体制を指定されるものがある(コンソーシアム等)●公募から締め切りまでの時間が短い ●物品購入も対象になるものがある ●金額は億から万円と様々で補助率は全額から2/3、1/2、1/3など多様 ●その時の国の方針に合致するものが多い(予算、種類)

このように助成金(雇用関係)は、比較的分かりやすく自社にフィットするものがあれば継続的に活用できますが、補助金の場合は「何の補助金があるのか」など、少々分かりにくいと思われている方も多いのではないでしょうか。

補助金の公募は、国や県そして市町のウェブサイトに必ず公開されますが、発生機関も11,000以上あるためリサーチも簡単ではありません。そこで今回は、補助金の中でも3,600億円の予算額となった「中小企業庁の3大補助金」にスポットを当てて紹介します。

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前年度の3倍以上となる中小企業庁の3大補助金とは

2019年12月13日、経済産業省の令和元年度補正予算が公表され、この補正予算には中小企業庁の3大補助金である

①  「ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業)」

②  「小規模事業者持続化補助金(小規模事業者支援パッケージ事業)」

③  「IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」

の情報が記載されています。さらに、経済産業省の令和元年度補正予算によると、上記①~③の補助金を1つにまとめた「中小企業生産性革命推進事業」の予算が3,600億円と前年度の3倍になっています。

各補助金の予算配分は不明であり、3カ年事業になっている為、採択されやすくなったとは一概に言い切れませんが、相当な額が組み込まれていることが分かります。●平成30年度第2次補正予算:1,100億円 ⇒ ●令和元年度補正予算額:3,600億円 ※平成30年度第1次補正予算には補助金関連は含まれていません。

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設備投資に活用できる「ものづくり補助金」  

3大補助金の中でも特に注目したいのが「ものづくり補助金」です。多くの補助金は、ソフト的な費用に対する補助が多いのですが、この補助金は、設備投資のための費用(機械装置費)が中心になるという魅力的な内容になっています。

分かりやすく説明すると「あの設備が導入できれば、こんな展開で革新的に成長できるのになぁ…」といった活動を支援します。補助額も段階がありますが、一般型でも上限は1,000万円。補助率は中小企業が1/2で小規模が2/3という制度です。

例えば、旅館に1,500万円の装置を導入して業務革新を展開する際に1,000万円まで補助されるというものです。ちなみに平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の1次・2次公募の採択結果は下記の通りとなりました。

●1次:応募総数6,355件に対し、採択総数2,471件(採択率38.9%)

●2次:応募総数5,876件に対し、採択総数2,063件(採択率35.1%)

採択事例としては、インバウンドに対応したもの、ドローンやIoTなどの最新技術を利用したもの、地域の伝統や特産物を絡めたものが多く見受けられました。

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「ものづくり補助金」の第3次申請締切日は8月3日

大幅に予算額がアップした中小企業庁の3大補助金の1つである「ものづくり補助金」。第1次は3月、第2次は5月に締め切られましたが気になる「第3次」のスケジュールは下記となります。

第2次公募開始日:令和2年5月22日(金) 12時 
第2次申請開始日:令和2年6月10日(月) 17時
第2次申請締切日:令和2年8月3日(月) 17時

【通年公募で3ヶ月おきの締切スケジュール】

・第4次締切:令和2年11月頃
・第5次締切:令和3年2月頃

 

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