「宿泊施設バリアフリー化促進事業」の公募締切は9月11日まで/今、注目のワーケーションスペースの整備も対象

「宿泊施設バリアフリー化促進事業」の公募締切は9月11日まで/今、注目のワーケーションスペースの整備も対象

 

「宿泊施設バリアフリー化促進事業」全国各地の観光地において、全ての訪日外国人旅行者がストレスフリーで快適に宿泊できる環境を整備するため、旅館・ホテル等の宿泊施設が実施する客室や共用部のバリアフリー化改修等の取組みを支援する制度です。

また、旅行マーケットを牽引するシニア層に留意したバリアフリー改修やユニバーサルデザインは、貴館の価値をさらにアップさせることでしょう。知っているようで知らない「バリアフリーとユニバーサルデザインの違い」についてはこちらの記事をご覧ください。

この事業では、客室のバリアフリー化・客室トイレのバリアフリー化・エレベーターの設置などをはじめ、注目されている「ワーケーション」のスペース整備も対象になっています。車椅子に座ったまま仕事が行える客室のデスクスペースの整備がこれにあたります。

【補助対象事業】
●客室のバリアフリー化
●客室トイレのバリアフリー化
●客室浴室のバリアフリー化
●ワーケーションスペースの整備
●スロープの設置
●車椅子対応エレベーターの設置
●共用トイレのバリアフリー化
●食堂の段差解消

 

申請事例①望川閣様:バリアフリーの部屋にシモンズベッドを組み合わせた空間へ

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応募書類作成時の4~6月時点では、コロナ禍における手持ちの資金に不安感がありました。そこで、簡易なバリアフリー化(手摺・スロープ程度)が該当する補助対象事業の「①客室の必要最低限の改修等(上限100万円)」へ申請。

ただし、それだけでは「一般客にも売りやすい、特徴のある部屋」にならないため、シモンズベッド導入を他のバリアフリー化に絡めて補助金申請化、さらに自己資金を少しだけ加えて客室壁の模様替えをプラスしました。

kaisyuumae_0810.pngベッドを置く和室のフローリング化は予算的(税込200万円)に難しい為、広縁をフラット化しながら、玄関から広縁まで畳の一部をフローリング化。車椅子で動きやすい空間を作り上げます。また本来であれば、玄関の段差の解消を目指すべきですが、スロープ設置や造作距離がとれない為、対処策として踏込をあがったあとのトイレ・洗面・風呂間をフラット化する計画で認定されました。(新潟県:咲花温泉 望川閣様)過去のバリアフリー補助金を活用したリニューアルについてはこちらを記事をご覧ください。

 

申請事例②下田ビューホテル:ミニカウンターで海ロケーションをより魅力的に

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入口に段差のない和洋客室をバリアフリー改装対象として設定しています。施設の強みのひとつである「海ロケーション」をより魅力的にするため、和室の窓側には、ミニカウンターを設置。時間ごとに変わる海の表情をゆったりと眺められるよう配慮しています。

通常、5名定員ですが、2名での利用を想定したプラン設計によりゆったりとしつつも、使い勝手の良い客室スペースを実現しました。また、洗面所もダブルボウル仕様として、高質感を演出しています。(静岡県:伊豆下田温泉 下田ビューホテル)

 

公募期間は9月11日(金)まで

補助率及び上限額は1/2補助で1宿泊事業者当たり上限500万円。公募期間は、9月11日(金)までの事務局必着ですが、バリアフリー化改修工事は2021年2月28日までに完了する必要があります。

2020年第1期公募において計画が認定されていない事業者を優先採択することや事業計画の認定を申請されてから、補助金交付決定通知を受けるまでには2カ月程度の時間が必要になるなどの条件がございます。

【出典・引用・参考】宿泊施設バリアフリー化促進事業の公募を開始します


株式会社エイエイピーは、旅館・ホテル業界のノウハウと多様なお客様の現場に合わせたフレキシブルな対応、時代に即した旅館・店舗づくりをコンセプト・デザイン面から考察し、各種の提案や経営のお手伝いを続けています。密を回避する「新しい生活様式」にマッチした個室ユニットの改装についてはこちらの記事をご覧ください。

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