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【事例紹介第2弾 斎藤ホテル】web広告を活用した独自の予約獲得プロモーション!

MAやAIを広く活用できる時代の到来によって、旅館・ホテルのプロモーションも宿それぞれの個性やターゲットに合わせて自在に展開するスタイルが徐々に定着し始めています。

OTAは客室の安定稼働のために確かに効果的ではありますが、その少なくない手数料経費をいかに低減させるかは、今後の旅館・ホテルの経営にとって重要な課題となるでしょう。

今回は、事例第1弾記事に引き続き、自社サイトからの予約を活性化させるための独自のweb広告戦略における成功事例を紹介します。


1.シニアの富裕層が長期滞在のために利用する、斎藤ホテルの個性的な戦略

長野県鹿教湯温泉にある「斎藤ホテル」は、一般的な1泊2食でなく、1週間や1ケ月、1年などと長期の滞在客を主な顧客とする個性的な保養型ホテルで、特に富裕層のシニアのお客様が多いことが特徴となっています。

こうした特性から主に競合として視野に入るのは旅館・ホテルではなく、豪華客船の旅や海外旅行となり、こうした志向を持つ方々にゆっくりと楽しめる国内の旅を、海外旅行や客船の旅と遜色のないクオリティでご提供することがテーマとなっています。

こうした長期滞在の場合、通常のwebシステムによって予約手続きを行うことが難しいこと、また宿泊費も高額となるため、お客様への丁寧なご説明とご理解が不可欠となることなどから、お客様と直接コミュニケーションが取れる電話での予約が主流となっています。

このため斎藤ホテルでは自社webサイトそのものからの予約獲得ではなく、自館ならではの魅力を選ばれた方々にのみダイレクトに訴求し、自館へのお電話による問い合わせ・ご予約を獲得するというユニークなプロモーション戦略を展開しています。


2.新たなチャレンジと検証を重ねて、自社ならではの独自戦略を確立

そんな斎藤ホテルがwebでのプロモーションを本格的にスタートさせたのは7年ほど前。

まずは月50万の予算をかけて100組の資料請求を獲得するというのが目標でした。

スタート当初は全国エリアを対象として検索やディスプレイ広告をメインとして展開しながら、どのエリアにどんな戦略を投下するのが最も効果的かを探るための展開を図っていきました。

そしてこのPDCAを回す中でより投資効果の高い手法を見出していき、7年間の経験に基づいて、本州プラス四国エリアのメインターゲットに向けてFacebookとYouTubeを主としてアプローチするという現在のメイン戦略を構築しました。

また広告戦略によって集客したお客様の実際の予約率をさらに高めるため、オフィシャルサイトのランディングページにも表現・デザインの異なる2種類を用意。

どちらのアプローチの方がより実効が高いかもなどの実証実験や、斎藤ホテルならではの上質感あふれる滞在シーンを通じて宿の魅力をあふれるシズル感で訴求するハイクオリティな動画をYouTube上で展開するなど、つねに新たな流入ルートへのチャレンジと、より効果的な表現展開に取り組みながら、つねにその検証とブラッシュアップを重ねてきています。

一般的にはシニアの富裕層に対してweb広告がどれだけの効果を現すのかについて疑問を感じる方も多いかと思いますが、こと斎藤ホテルの場合はこうしたシニア層からのweb広告からの反応も上々で、さらにはターゲット層のお子様の世代が注目しご予約に至るケースも多くなっています。

70-80代の方々でもスマホを持つことが当たり前になってきている時代。旅館ホテル側の「シニアはデジタルに弱いのでは」という思い込みこそが、実は広告戦略の可能性を阻害しているのかもしれません。

株式会社エイエイピーでは、顧客コミュニケーションの基本をしっかりと抑えながら、同時に日々登場する多彩なweb広告や各種ツールの長所を組み合わせることで、貴館ならではの最適なweb広告戦略をお手伝いさせていただきます。

デジタルマーケティングのことなら、ぜひAAPグループにお任せください。

※2021/09/09公開の記事を転載しています


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