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OTAへの依存によるマージン負担からの脱却が、 貴館経営のこれからを左右する

これまでのOTA頼みの予約獲得に、漠然とした不安を感じていませんか?

現在、全国の数多くの旅館ホテルでは自館の予約獲得にOTAを活用しています。

しかし、OTAは安定した予約を確保できるというメリットの反面、自館で予約を獲得すれば不要であるはずの手数料を負担しなければなりません。    

「確かに予約獲得と売り上げは確保できるものの、その実、利益を上げることは難しい」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

ネット環境の高度化・普遍化に伴って、メタサーチやグーグルによる宿泊施設予約サービスなどが日々進化を続けている現在、これまでのようにOTAに頼り切りになるのではなく、マージン分がそのまま利益となる「自社サイトからの予約獲得」がより実現しやすくなってきているのも事実です。

安定した集客を可能にし、なおかつ利益率の向上も実現できる貴館サイトでの直予約獲得―。

これを機に、従来のOTA依存の営業スタイルからの脱皮を図ってみてはいかがでしょう。


ターゲットに直接届くweb広告の活用で、自社サイトでの直予約率をUP!

貴館の自社サイトからの直予約を獲得するうえで最も大切なのは、web広告戦略をしっかりと練り上げることです。

通常、自社サイトからの予約獲得の方程式は「訪問数」×「転換率」で表されます。

「訪問数」は要するに「見込み顧客」であり、予約獲得の母数となる数字。つまり、まずはこの数字を増やすための方策が重要になります。

そして、この訪問数の増加に非常に効果を発揮するのが、今回ご紹介するweb広告なのです。

とは言え「すでにアレコレとSEO対策はしているけど、結局はOTAがWEB広告の上位に表示されてしまう」と言う方も多いでしょう。そこでオススメしたいのが、「指名ワード」の効果的な活用です。

検索ワードには、大きなカテゴリーをカバーする「ビッグワード」と、限定されたカテゴリーに絞り込んだ「スモールワード」がありますが、このうちのスモールワードに注目することで、費用を抑えながら貴館を上位ランキングに表示させたり、実訪問数を増やすことが可能になるのです。

繰り返しますが、SEO対策における第一歩は「どのキーワードで顧客を誘因するか」です。

もちろん競合の多いワードでは、貴館だけに注目を集めることが困難になりますから、「貴館にとってメリットがあり」なおかつ「他館には該当しにくい」ワードを選ぶことがポイントとなります。

検索と聞いてパッと思いつくのは「地名+温泉」などの検索ワードですが、これは貴館の位置するエリア全体の宿泊施設が競合となってしまいますので、対策としては不向きです。

しかし、「地名+抹茶体験」とか「地名+日帰り入浴」ならどうでしょう。これなら競合も少ないため、比較的に簡単に貴館をランキング上位に表示させることが可能となります。

貴館の持っている個性や特別な売り物など、他館と違う部分をしっかりと絞り込んでからweb広告を活用すれば、新たな予約獲得への糸口が見えてきます。

確保した見込み客を予約申込みに誘導するための、web広告戦略とは?

貴館ならではの個性をアピールし「売りたい時期」「売りたい企画」に合わせた適切な検索ワードに誘導され、無事、見込み顧客が貴館のサイトを訪問してくれたとします。

ではこのお客様がすんなりと予約を申し込んでくれるかというと、そこには次のステップが必要です。

検索ワードに誘導され大きな期待を持って貴館サイトを訪れたお客様を、「コレなら!」と納得させ、予約に結びつけるためにはそれなりの受け入れ体制が必要になるのです。

それが「ランディングページ」です。

先の「地名+抹茶体験」の検索によって貴館サイトを訪れたお客様が最初に目にするページに、もし抹茶の情報が何も載っていなかったら、お客様はどう感じるでしょう?

「webで宣伝しておきながら何の情報もない!」と、きっと一瞬にして貴館サイトから立ち去ってしまうでしょう。

web広告を有用に活用するためには、検索ワードの選定・絞り込みはもちろん、お客様を貴館サイトのどのページに導くか、そして予約へとどう結実させるかまで、お客様の目線に立った一貫した流れを整備することが重要です。

見込み顧客の確保から実際の予約アクションまでを自然に親和させることができさえすれば、検索連動型広告のパフォーマンスは最大限に生かされます。


多彩なweb広告のそれぞれの特性を、貴館のターゲットに合わせて自在に活用しましょう。

アド・テクノロジーの進化によって、日々さまざまな形態のweb広告が誕生している現在。これらのメディアを活用すれば貴館の求めるターゲットにピンポイントで情報を届けることはますます容易になってきています。

例えば、これまであまり注目されていなかった「赤ちゃんプラン」の販売や、「シニア狙いに絞った限定企画」など多彩な宿泊商品に合わせた広告展開を行うことも可能になっています。

さらにweb広告全般の特性として、導入した結果として実績も数値化されますので、その結果を見て効果のなかった媒体を廃止し、効果のあった媒体により大きな予算を投入することで費用対効果もアップするなど、可能性は無限に広がっていると言っていいでしょう。

しかしその一方で、こうした多様なメディアを適切に駆使するには、専門的な知識とノウハウが必要であるのも事実です。

多様なweb広告にはそれぞれの特性があり、貴館の狙いに対する向き・不向きもありますので、個人で戦略を立ててweb広告を適切に運用することももちろん可能ですが、多方面のノウハウと経験が必要になる場面に直面すると苦慮することも多々あるかと思います。

web広告の活用によって貴館独自の予約獲得法を確立し、OTAからの脱却をめざすのであれば、まずは豊富な実績を持つwebマーケティングの専門家に相談してみてはいかかでしょう。専門家ならではのプロの視点と経験から、きっと貴館にとってより実効的なサジェストを受けることができることでしょう。


旅館・ホテル業界で長年の歴史と実績を持つ総合広告商社、株式会社エイエイピーは、web広告からデジタルマーケティング全般に至るまで貴館の経営改善を多彩なシーンでお手伝いしています。

多数の運用実績を誇るYahoo! JAPAN、Googleのプロモーション広告正規代理店として、専属スタッフが常時検索ランキングと貴館サイトをチェックする他、貴館のweb広告予算の最も効率的な運用から、導入後の毎月の実績レポートの提出と分析、さらには今後の運用への提言などを行っています。

旅館ホテルのweb広告のことなら、ぜひお気軽にご相談ください。

※2019/10/25公開の記事を転載しています


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