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「10の項目」で貴館webサイトをチェック!課題があれば今すぐ改善しましょう!

ウイズコロナ時代のニュースタンダードな暮らしが前提となる中、旅行はますます個人化が進み、旅の情報収集や意思決定はデジタルツールの中で起こっています。

WEB広告の新たな手法やSNSの有効な活用など、検討すべきことは数多くありますが、今回はその基本で受け皿となる自社サイトの見直しについて考えてみましょう。コロナが落ち着き、大きな旅行需要のチャンスが到来する前に、ぜひ一度、自社サイトの見直しをお勧めします。

多くの旅館ホテルでは常に新着記事の公開や情報の刷新を行うなど、日々ホームページを運用しているとは思いますが、それでも数年たてば基本プラットフォームの「古さ」は否めなくなってきます。

車がモデルチェンジするように、ホームページも3年に一度程度の頻度でリニューアルして、常に「今のユーザー」のニーズやユーザビリティなどにフィットさせていく必要があります。

さて貴館のホームページは、作ったまま放置されてはいないでしょうか?


貴館のwebサイトを以下10項目でチェックしてみましょう!

ネットを閲覧するユーザーは自身の興味にかぎりなく忠実です。せっかくwebサイトまで誘導しても、「魅力がない」と感じられた途端にすぐ離脱してしまいます。

そのような理由からwebサイトを有用に活用するためには、これまでのどんなツールにも増して「ユーザ目線に立っているかどうか」が重要なカギを握っているといえます。

そこで今回の記事では、仕様面・オペレーション面・デザイン表現など、さまざまな側面からリゾLAB目線での10のチェックリストをご用意してみました。

貴館のwebサイトをぜひチェックしてみましょう。

【チェックリスト】
□掲載されている情報はつねに最新ですか?
□スマホ最優先の視点で制作されていますか?
□美しい映像や高品質な画像を活用していますか?
□新しいTOPICSや情報の更新を、自社内で行っていますか?
□SNSとの連携・相乗効果は出ていますか?
□来訪者のデータを分析し、営業戦略に活用できていますか?
□誰もがスムーズに、迷うことなく予約を行えますか?
□宿泊以外の商品販売を行っていますか?
□求人・採用を意識していますか?
□会員専用ページなど、お得意さまに向けた情報発信は?


1.掲載されている情報は常に最新ですか?

webサイトが整理されていなかったり、デザインが古いのも課題ではありますが、最も問題が大きいのは掲載している情報が古いことです。貴館のサイトには、今は使っていない施設やすでに退職した社員がそのまま掲載されていませんか?また施設の営業時間や営業形態が古い情報のままになってはいませんか?

もしも該当する点があるようなら、何をおいても今すぐ改善しましょう。


2.スマホ最優先の視点で制作されていますか?

以前はパソコンを基本としてwebサイトを作るのが一般的でしたが、ネット利用のほとんどがスマホユーザーと言われる現在、webサイトはスマホが基準。「スマホにも対応している」のではなく、「スマホでの閲覧を最優先に」制作・運用することが重要です。

旅館ホテルにとって大切なブランディングメディアであり、同時に集客・予約獲得のツールでもあるwebサイト。貴館のサイトはスマホ最優先仕様になっていますか?


3.美しい映像や高品質な画像を活用していますか?

映像や写真には、文章よりも遥かに強く人の心を動かす力があります。ユーザーの感情に強く訴えることができれば、これまで以上に貴館への期待感も醸成できるはずです。

貴館のお得意様はもちろん、ネットで宿探しをする新たなユーザーを開拓し、貴館に好感を持つファンを醸成することもwebサイトの大きな役割のひとつです。

4.新しいTOPICSや情報の更新を自社内で行っていますか?

これまでは情報の更新や日々のニュースのアップなども、制作会社に委任するケースが多かったかと思います。しかし、現在は誰でも簡単に使えるCMS(コンテンツ管理システム)の組み込みや、社内スタッフのデジタルスキルの向上などにより、自社スタッフによるスピード感のある情報発信を行うことが当たり前になっています。

また日々の業務を制作会社に委託せずに済めば、時間やコストのムダを大きく削減することができます。


5.SNSとの連携・相乗効果は出ていますか?

生活に完全に浸透したSNSは旅行情報の検索や情報共有にも大きな影響を与えるようになり、旅館ホテルのwebサイトとSNSが連携することはもはや必須と言っていいでしょう。

細やかな季節の移り変わりや、その日のオススメ料理などをスタッフの生の声で発信すれば、「顔の見える宿」としてこれまで以上に共感性のあるファンづくりに貢献できます。また、波及効果の高いSNSならではの口コミ的な広がりを期待することもできます。


6.来訪者データを分析し、営業戦略に活用できていますか?

webサイトは、訪問者の数や特性などを細かく分析できることが最大のメリットのひとつ。自館のホームページを訪れた方が、どこから来て、何に興味を持たれて、何分くらい滞在されたか。

また、最終的な予約につながったか、予約に結びつかなかったのであればサイトのどこに問題があったかなどを分析し、次の戦略に有効活用することが肝要です。

webサイトは見せるだけのツールではありません。来訪者をデータによって分析し、PDCAを回すことで、より有用にブラッシュアップしていくことのできる、何よりも優れたセールスツールなのです。


7.誰もがスムーズに、迷うことなく予約を行えますか?

ネット予約といえば、現在もOTAからの予約獲得がメインとお考えの旅館ホテルも多いのですが、現在では自館サイトからの直接予約をどれだけ獲得できるかも経営の大きな焦点となってきています。

貴館のwebサイトでは、ユーザーの予約ページへの誘導がスムーズに行えているでしょうか。またOTA以上に魅力のあるプランをご紹介したり、MAツールを活用するなど、「予約したい」と思せるサイトになっていますでしょうか?

ぜひ今一度、ユーザー目線に立ってシビアにチェックしてみてください。


8.宿泊以外の商品販売を行っていますか?

旅館ホテルは、お客様が現地を訪れなければ商売にならないビジネス。そう思われていたのは過去のこと。今では地元の物産や宿の味などのお取り寄せ通販サイトを立ち上げ、運営し、新しいビジネスの柱づくりに挑戦している宿も増えてきています。

例えば、お客様が滞在中に味わった地場の食材をwebサイト上で購入することができれば、旅館ホテルにとって宿泊以外の新たな収入を確立することができます。また、旅からご帰宅されたお客様とのつながりを維持できるリピーター対策のひとつともなり得るでしょう。

本格的なECサイトを立ち上げることももちろん有用ですが、まずは手始めにwebサイトでの商品販売の可能性を考えてみてはいかがでしょうか。


9.求人・採用を意識していますか?

今後の旅館ホテルにとって人材の確保は経営上の重要な課題のひとつ。また採用活動もネットが主役となっている今、貴館のwebサイトにも採用への意識が必要です。

ただ単に求人の情報を集客用のサイトに掲載するのではなく、積極的に自社の考え方を表明し、企業としてのスタンスを明確にした情報発信を行いましょう。最近では地域への貢献やSDGsへの取り組みなどが重要な要素となります。

社会の一員としての企業活動姿勢を表明することは求人のみならず、お客様にも賛同や共感を得られるものとして宿のブランディングにも役立つはずです。

10.会員専用ページなど、お得意さまに向けた情報発信は?

貴館のwebサイトでは、最も大切な上得意様に向けた情報発信は十分に行えていますか?

webサイトは貴館とお客様をつなぐ情報交換の場としても活用できます。例えば専用パスワードを使うことで入れる会員用ページを設ければ、会員様向けの情報発信や特別プランのご案内などに加え、会員様からの投稿をいただいたり、お客様からの声に沿って施設やサービスを見直したりなど、顧客との関係性をより深めることもできます。

貴館のブランドイメージをより高め、会員様を大切にする気持ちを表現するためにもこうした取り組みを行ってみてはいかがでしょうか。


まとめ

今回はwebサイトを貴館の経営改善や実績向上により役立てられるよう、10のチェックポイントを挙げてみました。しかし、ここにご紹介した項目の数々も、おそらく数年後にはその大半が古い基準となってしまっているはずです。

webサイトを活用するための根幹は、つねに「今」を強く意識することにあります。常にユーザの「今」の想いを汲み取り、その動向にフィットさせていこうとする貴館の姿勢をwebサイトを通じて表現することも大切なおもてなしのひとつです。

こうした視点からも、定期的にwebサイトを見直す習慣を持ちましょう。


株式会社エイエイピーでは、貴館のブランド醸成の一環を担うと同時に、デジタル時代を牽引する優秀なセールスマンとして機能させるべく、先進的で多角的なプロの視点を通して実効性あるwebサイトのリニューアルを承っています。

ベーシックな65万円プランを始め、貴館のニーズに合わせた各種プランをご用意していますので、ぜひお気軽にお声がけください。

※2021/12/23公開の記事を転載しています


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