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【3月22日公募要領発表】「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出」事業がスタート

全国の観光地が長らく続く新型コロナウイルス感染症の影響を受け続けているのは周知の通りですが、このダメージからいち早く脱却するためには、地域が持つ魅力的な観光資源を新たなアイディアによって商品化し、これを基軸に観光産業の賑わいを創出することが何よりも重要なポイントとなります。

地域に賑わいがもたらされれば地域経済が全般に潤い、また人々が集まることによって交通などのインフラが充実・便利になり、地域の魅力も高まります。

こうして地域の魅力が高まっていけば、地元住民の観光産業を見る目が変わるとともに地域への愛着や誇りも醸成され、さらなる地域の活性化へと結びついていく…。

そんな地域活性化への「好ループ」を生み出すきっかけとなるのが、観光振興なのです。



1.ポストコロナのカギを握る、稼げる看板商品の創出事業

全国を見渡すと既に、過疎化を逆手に取って「人の少なさ」を魅力としてアピールした地域おこしや、歴史資産を面白さという切り口で捉え直すことで若年層に訴求する事例などなど、地域ならではの特性を「新たなアイディアによって、魅力へと昇華させる」ユニークな取り組みが広がっています。

そしてこうした動きを後押しするためにこのほどスタートしたのが、観光庁による「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出」事業です。

この事業はポストコロナにおける本格的な観光復興を実現することを目的として、地域の関係者が連携して自然、食、歴史・文化・芸術、生業、交通など、地域ならではの観光資源を活用したコンテンツの造成から販路開拓までの支援を実施することとしています。

補助の対象となるカテゴリーも非常に幅広く、下記のような取り組みに関わるツアーや、旅行商品等の企画・開発費、モデルツアー実施費、プロモーション費等などさまざまな経費が含まれることとなっているのも注目のポイントです。

<事業活用の一例>

●自然:地域ならではの自然を活用した、体験型アクティビティの造成
●食:地域の名物食体験や地域特性を活かした、新メニューの開発
●歴史・文化・芸術:地域に根付く文化・芸術を観光客が体験できるプログラムの造成
●地場産業:地域で営まれてきた生業を題材とした、体験・学習プログラムの造成
●交通:地域のシンボルである交通を活かした、地域ならではのコンテンツの造成

<補助率・補助額>

本事業の補助率・補助上限額は、以下の通りです。
●補助率:500万円まで定額(10/10)+500万円を超える部分については
1/2
●補助上限額:1,000万円
※総事業費が700万円以上(補助金600万+自己負担100万)であること


2.この事業についての事前説明会が順次開催されています!

この事業の詳細についての事前説明会が、全国10カ所の会場で順次開催されています。

説明会は事前予約でのオンライン参加と、現地会場でのリアル参加が可能となっており、各回とも公募内容や事業スケジュール等についての1時間程度の説明会となっています。

※現地会場でのリアル参加は先着順(定員になり次第受け付け終了)
※オンラインでの事前予約は締切済みです。

<開催日程>
●北海道:①3/23 13:30~ ②3/24 13:30~
●東北:3/23 9:30~
●北陸信越:3/23 13:30~
●四国:3/24 10:00~
●中国:3/24 13:30~
●近畿:3/24 14:00~
●中部:3/25 13:00~
●九州:3/25 13:00~
●関東:3/25 14:00~
●沖縄:3/25 14:00~


観光業界で長い歴史と実績を持つ株式会社エイエイピーでは、「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成に向けた実証調査」「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」など、観光庁事業の採択実績も豊富に有しています。

ご自身の施設や地域にどんな補助事業がマッチするのか、また実際に補助が受けられるのかなど不明な点がおありでしたら、ぜひお気軽にお声がけください。

エイエイピーでは、公募の準備や申請の手続きの段階から、プラン・施工・広報に至るまで、観光振興に関わるお手伝いをワンストップで承っております。

※2022/03/22公開の記事を転載しています


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